2011年10月30日日曜日

うろうろ トリエンナーレ

こんばんわ 三石です。
ちょうど一週間前、小林裕児と横浜トリエンナーレに行ってきました。
※写真の作品:「Tracking Happiness」2009 Mircea CANTOR

午後から見に行ったため、横浜美術館会場しか行くことが出来ませんでしたが、前回(3年前?)と同様に楽しかったです。

素直にその作品の“世界”のようなものに引き込まれて「スゲーねー」と楽しめる作品から、「この作品を、家族をほったらかして、金払って、(千葉から)海を渡って見に来ている自分自身が面白い」という気分にさせてくれる有難い作品まで色々あって、「家族をほったらかしてでも、やっぱり来て良かった」と実感。

映像と音楽が一緒になっている作品はやはり入り込みやすいですが、中でも(画面は小さいながらも)インパクトがあったのが、田名網敬一の映像作品。
音と映像のテンポがすごく良く、ヤバイかっこよさ。少しくすんでるけど、“どぎつい”色使いも鮮烈。

同じ作品は無かったですが、YOUTUBE上に別の作品があったのでアップします。

※田名網敬一の肖像 (DVDブック) 'A Portrait of Keiichi Tanaami' Trailer

ちなみに、2月26日に開催したMAMMOTH TALKのフライヤーの上の方の絵の“サンプリング”ネタは田名網敬一(DVDブックの洗顔シーン)。地味に色々いじりました。

左下は粟津潔の作品よりサンプリング。実は、この回のフライヤーは「ネタは日本人だけにしよう」っていう、隠れたテーマがありました。

2011年10月26日水曜日

恍惚の世界

こんばんわ、佐藤です。

冬が近づき、人はだ恋しい季節になってきましたね。
独り身の方で冬を越す自信がない人に、お勧めの一枚をご紹介させていただきます。

恍惚の世界 /池 玲子

日本初のポルノ女優













個人的には、どサイケだと思います。

コレを聴きながらであれば、寒くてポケットに入れた手を外に出す理由も無くなりますよね。

それでは失礼しました・・・。

2011年10月25日火曜日

大好物





こんばんわ 三石です。

10月22日(土) 青山の
#A(NumberA)
にて、有川大介・小林裕児と一緒にDJをやらせてもらいました。

#Aのカレーは相変わらず美味かったです。
あまりの美味そうな見た目のせいで、写真撮る事すら忘れました。馬鹿っすわ。

不思議な魅力がある、#Aという店。 出会えて本当に幸運だと思います。

その夜に、#Aにて掛けさせてもらった1枚をご紹介。
[Niels-Henning Ørsted Pedersen & Sam Jones / Double Bass ]
ジャケットの色使いが、カレーにドンピシャ。



その昔、ジャケットとタイトルに惹かれて、よくも分からず買いしました。

ジャケットは嘘を付かず、もちろんベースはカッコイイのですが、どの曲もPhilip Catherineのメロディアスなギターが光ります。
大好物です。
掛けたのはA1「Falling In Love With Love」
※アルバムの途中まで試聴できます
http://www.youtube.com/watch?v=4exMdyTBcSo&feature=related

#Aの皆さん・竜斗、土曜日はありがとうございました。 しかし、それにしてもカレーオイシイネ・・・

※この日、佐藤圭亮と小林裕児が始めたファンク(?)バンドの音源を初めて聞きました。ベース&ドラムのがえらくかっこ良く、強弱付けたリズムがたまらない。個人的には小林のキモカッコイイギターが光る、CDの2曲目がお気に入り。
身内の事を褒めると、多少キモチワルイですが、Mammoth Talkで演奏が見れる日が楽しみ。

2011年10月24日月曜日

うろうろ OmChanTone

こんばんわ 三石です。
久しぶりの投稿。

10月15日 日本橋OMCHANTONEの「向こう側シリーズ」にお邪魔しました。



【向こう側シリーズ】其の鉢房
[Live:]
-狩生 健志-(from 俺はこんなもんじゃない・ハズレッシヴ etc,,)
-本田 ヨシ子+どいちゃん-(from MVR)
-今村 知晃- (from 後ろ回し蹴り)
-drowsiness- 


この言葉が適切かは、何とも言えませんが、非常に“清々しい”印象のライブ。
シンプルな音(声)の中で、その人その人の、人間性(=姿勢?)が見え隠れしていた気がします。
まぁ、その“チラッと見える人間性”が本当の物なのか、こっちの勘違いなのかは分からないけど、とにかく「人前で何かを表現する事」と「それを見る(聞く)事」っていうのは、そういうある種の“照れくささ”みたいなものが付きまとう気がします。
そして、そういう感覚が、よりライブを魅力的にしている。きっと。
最も大事なのは、演奏力とかそういう部分では無いと思っているので。(もちろん出演者の方々の演奏が下手とか、そういう意味とは全然違います)



案内分を読むたび、毎回「行きたい」と思うイベント。
前回は行けなかったのですが、今回はちょっと頑張って行ったかいがありました。

2011年10月23日日曜日

オレ脇役ですのでFUNK



どうもです。

これは全員脇役かしら。コレといった展開は無い。
でも音の絡み具合が尋常じゃなくカッコイイ。お気に入りの1枚。
何気にラベルかわいいじゃん繋がりです。

The Hidden Cost / Vibrations

http://www.youtube.com/watch?v=TflMN0JDQm0



君はFUNKについてどう思うかね?



ではでは。

2011年10月19日水曜日

オイラ全然気にしないっすFUNK



どうもです。

こういうカッコ良さに憧れます。聞いたら惚れると思います。
男汁系とは少し違ったケミカルジーンズにTシャツイン的な男らしさ。


FREDDIE HENCHI & THE SOULSETTERS / CLANCYS, HE'S A REAL GOOD COP

http://www.youtube.com/watch?v=PRXGBTr4FGM
(残念ながら少しノイズ入ります。)


そして
大竹伸朗「Printing Printing」より
いつかこんな音楽をやるのが目標。
「グチャグチャ」「無意識」「意味ない必要ない」という中に大切なモノがあるはず。



ではでは。

2011年10月15日土曜日

何処にも行かないからFUNK



どうもです。

さて
自分の頭の悪さを認めてヤバイ臭いでグッとくる音盤を懲りずに紹介していこうと思います。
Count Yates。バスドラのアタック音の割れ具合は最早ヒップホップ。でビックリマンシールのような2次元サウンドが展開。どこか気だるくて、ここに居るから~何処も行かないから~と言っている様。最高です。


Count Yates / At the Soul-In

http://www.youtube.com/watch?v=C3nBncylDKU



辞書でファンクを調べてみました。悪臭だそうです。イイね。



ではでは。

2011年10月14日金曜日

詠ちゃん サイコー

こんばんわ 三石です。
ブログをはじめて約3ヵ月。ボキャブラリーの無さが順調に露呈し始めています・・・
「ヤバイ」「臭う」「グッと来る」・・・こんなLowIQな説明だらけ。バカ丸出し。

そんなとき、「有名な盤を紹介してしまえば、楽なのでは・・・?」というアイデアが。

[ 大瀧詠一 / 大瀧詠一 ]
説明不要のクラシック!

[指切り]

イントロで持ってかれる。ドラムとベースは、はっぴぃえんどコンビ。
なにより、フルート・ピアノ・コーラスと全編に渡り活躍する吉田美奈子の存在がありがたい。
あと、歌詞が好きです。

[びんぼう]

ここではギターに鈴木茂が加わって、はっぴぃえんど集合。その鈴木茂のギターリフがイカス。
のっけのベースでも「あぁ、おぉ」と気分上々で、はっぴぃえんどのファンキーチューン[颱風]にも負けない盛り上がりがヤバイ。
大瀧詠一の歌はどんな歌い方にしても、どこか涼しげ(他人事?)な印象で、「ビンボー ビンボー」とうるさいブレイクでも、ビンボー臭さは感じません。
ここでは、あえてアルバムとは少し違うバージョンをアップしました。

アルバム通してバランスが良く、「POPSっちゅーのは、こういう事じゃないんかねぇ」と言われているよう。

メンバーの豪華さに頼った、空っぽ投稿文。

2011年10月13日木曜日

臭うFUNKを探しています



どうもです。

これはずっと探していた1枚。昨日アメリカ大陸から届きました。
ということで浮かれています。
何をご説明したら宜しいでしょうか。。。兎に角聞いて欲しいです。気に入って頂けたら幸いです。
所謂JBスタイルではないFUNK。それでいてポテンシャル高いが故の熱量で臭いが噴出している。
こういうヤツを探し当てたときの興奮は凄い。


HOWARD WALES / HUXLEY'S HOWL

http://www.youtube.com/watch?v=dpt0Dwk5RXM



これはウチの子。カラマッテイルゾ。


ではでは。

2011年10月12日水曜日

琉球

こんばんわ。
佐藤圭亮です。

屋良ファミリーズ/白浜ブルース


まったくもって私は、沖縄になんのゆかりも無いのですが、この曲を初めて聞いたときになぜか懐かしさを感じてしまいました。
それは沖縄民謡などで歌われるような独特の歌声が関係しているのか、古臭いメロディーが関係しているのか、こういうのを聴くと懐かしいと思わせるようにDNAが組織されているのか・・・。
考えてもしょうがないので、やめます。

この曲に関してはブレイクビーツにも通じるものがあり、硬質なドラムに西洋楽器が乗っかって、心地よい?いや、酒が飲みたくなる歌が入ります。琉球レアグルーヴなんて言われてるようです。

しかし、何十年も前にこんな曲があったなんて、聴くたびに本当にすごいなと感じますね。
これだから、昔の良い音源を捜すのをやめられない。

2011年10月11日火曜日

あらかじめ決められた恋人たちへ

こんばんわ 三石です

子供と一緒に教育テレビを見ていると、小さい頃に聞いた「みんなのうた」を思い出します。
「コンピューターおばあちゃん」以外に思い出されるのは、不思議と切ないメロディの曲が多い。
「日本人だから・・・」という一言で片付けてしまうのも悪くないですが、やはり感覚の根っこの部分に刷り込まれている「当たり前のように、切ない気持ちを駆り立てるメロディ」が有る気がします。

ある日の深夜、[あらかじめ決められた恋人たちへ]というバンドの[錆びる灯]という曲のライブ映像をインターネット上で見ました。

切ないメロディに、涙腺をグイグイつつかれた感じがしました・・・

ただ、その後その画像を再び見つける事は出来ていません。

どこ行ったんだろう…

「錆びる灯」をスタジオ音源で聞きましたが、やっぱりライブ映像ほどググッと来ません…

参考までに

[錆びる灯]を含むiTunesのページ ※スタジオ録音
http://itunes.apple.com/jp/artist/id101802087


参考動画



なんとなく、
Augustus Pablo(ダブ+メロディカ)
こだま和文(ダブ+切ないメロディ)
REBEL FAMILIA(ダブ+ノイジーなビート)
を少し連想したりしますが、どれもまた違う質感。

面白いですね。

2011年10月10日月曜日

掛け合いの向こう側ジャズ



どうもです。

はぁカッコイイです。Michal Urbaniak! 掛け合いの向こう側には何があるのでしょうか。ワカラナイ。どこか意識的で効き目の強い音の塊が次々に放出される。これなら展開は要らない。この状態が続く事を望む。


Michal Urbaniak Group / Inactin

http://www.youtube.com/watch?v=EgsoRwHNtCU



モテない写真発見。
フライヤーを作成している風景。(印刷物を貼り合わせて作成。良く言うとコラージュ)
服を着た原始人にも見えるなぁ。



ではでは。

2011年10月9日日曜日

顔つき

こんばんわ 三石です

[ JOHN SPIDER MARTIN "ABSOLUTELY" ]

顔つきからして、イイモノ持ってそうなジャケット。
アーティストとしての詳細はよく分かりませんが、内容は裏切らなかったです。
渋い。
B-3 “Uh-Ah ”が、ピカイチ。
「溜めて、溜めて、いつのまにか引き込まれて・・・」的な、中毒性のあるBPM遅めのジャズファンク。



※試聴見つけられ無かったので、とりあえずレコード店の試聴リンクを貼ります。(聴けなくなってたらすみません)
試聴は2曲入っているので、2曲目(=1分44秒から)が“Uh-Ah ”です。
http://www.groovenutrecords.net/upload/save_image/03082145_4d7624d7e81d8.mp3

2011年10月8日土曜日

ワカカ

こんばんわ 三石です

RAS-Gの新譜は、エフェクトや“ピュゥンピュゥン”という音の飛ばし方がめちゃくちゃかっこ良かったですね。

そんなエフェクトを聞いていると、ふと過去に見た印象的なライブパフォーマンスを思い出しました。

"Whakhakha"



WhakhakhaDJ BAKU+DJ Klock+TATSUKIによるターンテーブルユニット。

リキッドルームで見たライブは、「スゲースゲー」というテクニック面だけで無く、音楽的な心地良さが印象に残る内容で、色々な種類の興奮を同時に味わう事が出来ました。

「どんな音楽聴くの?」と聞かれ「ジャズが割合としては一番多いですかね…?」などと答えながら、こういうイベントばっかり行ってた気がします。
(ライブについて「高い技術力に裏付けされたハイレベルなインプロが…」などと書いてみると、それと無くジャズっぽいですね…。そんな事もないか…)

[Whakhakha / Whakhakha BREAKS]


そのWhakhakhaによるバトルブレイクス。ライブで使っているやつです。
バトルテクニックなど皆無な人間なので、いつも“普通”に聞いてます。
“なんかよく分からないけど、ムズムズする音”が、わんさか。
機械駆動音か金属音のような音の(BPM遅めの)トラックなんかも、えらくカッコイイです。

2011年10月7日金曜日

幸せライン




どうもです。

先日友人の結婚式二次会でDJをヤラせて貰いました。
勿論、選曲は幸せ感満載のヤツ。でもこれが恥ずかしい位なかなか無い。(泥臭いFUNKの7インチは好き過ぎて冷静に選べないし特別な気持ちで臨む為にも敢えて持っていかず)

大前提の結婚式二次会であること。多分ロックな男友達が来ること。女性もいること。
を頭に入れて。ダンボール2箱持ち込み。

Nobody / Porpoise Song (prefuse73 remix)
https://www.ubiquityrecords.com/shop/products/NOBODY-%26-PREFUSE-73-%252d-PORPOISE-SONG.html
KEVIN BARKER / I Will Fly
http://www.youtube.com/watch?v=i76a370Qiv8
Norah Jones / Sunrise
http://www.youtube.com/watch?v=fd02pGJx0s0&feature=related
D'angelo / Feel Like Makin' Love
http://www.youtube.com/watch?v=mcQ83tOZ4Wk
Le Nubians -Makeda (Dj Spinna remix)
http://www.youtube.com/watch?v=bk0cAATs0_4
Janet Jackson / Got Til It's Gone
http://www.youtube.com/watch?v=uznTHSEgx4U
Calvin Keys / Aunt Lovey
http://www.youtube.com/watch?v=xZZyetIxM-8
Gene Russell / Get Down
http://www.youtube.com/watch?v=zaowFszfBSw
Cornelius / Point of View Point
http://www.youtube.com/watch?v=SuzNvbHY6yA
fishmans "バックビートにのっかって"
http://www.youtube.com/watch?v=XvW3nxnF-PE
Shing02 / 3/4の詩
http://www.youtube.com/watch?v=9IjDNXkDkZY&feature=related

などをカケました。


そしてコレも持って行ったのですがカケませんでした。
コノ辺りが幸せラインのギリギリキワドイところなのかしら。

Dennis Coffey / Instant Coffey
http://www.youtube.com/watch?v=uQZPwnOuTjo


尊由くん朝香さん、お幸せに!

ではでは。

2011年10月1日土曜日

Double Famous

こんばんわ 三石です。

今回もDouble Famous



「感情や衝動の表現である音楽が、(目的がどうあれ)結果として人を元気づけたり、興奮させたり、救われた気分にさせたりする事は素晴らしいことだなぁ」と思ったりします。

・・・なかなか上手く言えないのですが、この1枚には何と言うか「助けて貰って来た」という気がしてしまいます。

これまでも、
結婚するメンバー(電気BOY)を祝福する時
イベントに来てくれた誕生日のお客さんを祝福する時
轟音に少し疲れたイベント終了時
お世話になっている友人のお店の1周年パーティーの時
いろいろな場面でこのレコードが鳴っていました…
(他がどうしようも無いレコードばっかりという事も考えられますが…)


[Double Famous / Esperanto]
友人S君と一緒にこのレコードの1曲目「Mandrill」を視聴した瞬間、「熱いね」という言葉が口を出た事は今でも覚えています。(それにしてもコメントが我ながらダサイ)
音にしてもアートワークにしても、“多少のフェイク感”と“作り過ぎていない開放感”を含んだ独特な雰囲気が気持ちいい。
“目指し過ぎていない、でも真剣、でカッコイイ"楽曲達。
畠山美由紀が歌うボーカル曲3曲は全て最高ですが、個人的にはインスト曲の「Zeze」が好きです。


Mammoth Talkが始まって約10年。ほぼ毎回このレコードは持って来ていたと思います。

とりあえず「助けて貰った」という表現は、間違ってはいないかなという気がしてはいます。


※参考視聴 [ Africa ]
http://www.youtube.com/watch?v=KFEbCScKCEk