2011年8月6日土曜日

狼狽



今頃、他のメムバーは青山辺りで生ハム片手にレコードをスピンしている事と思いますが、“そんなに暇じゃねー”私は、ちょっとしたお役立ち情報でも書き連ねようかと思います。



さて、マンモスクルー御用達のアーティスト“SUBDUB”もかなりヤバヤバですが、二大SUBのもう一つの方、DUBバンド“SUB OSLO”もマジヤベー。






[Sub Oslo / Dubs In The Key Of Life]




昔々、とある女子が、私の放った「最近DUBが調子イイ」の一言に感化されてこれを買ってしまい、
「良さがさっぱりわからない。チョー要らないんですけど。」と私に手渡したという、曰くつきかつ珠玉の一枚。


で、肝心の内容ですが、DUBとは言うものの、アメリカのバンドだからなのか、ジャメイカンのクソ乞食達の様な土臭さ及びゴミ臭さは余り感じられず、ポストロック以降の感覚でスタイリッシュなDUBを聴かせてくれます。

曲中時折聞こえてくるフルートの音色も、スペアミントの様な爽やかな風を運んでくれます。



……と油断してチビT着ながらお洒落な気分に浸っていると、不意に訪れる強烈なDUBエフェクトに、

「あんまDUBナメんな」

と胸ぐらを掴まれ、臭い息を思う存分吐きかけられたりもします。
やっぱそんなに甘くなかったマジかよー。




乞食の吐息。
ラブガスだってよ、くっせー。






そんな要注意なこの盤の中でも、特にミントとラブガスの混ざり具合が絶妙なのが、
Selestial Dub




と、私も今初めてこの映像を観ましたが、こんなイモな黒人(ドラム)初めて観ました。
ダセー。


しかし、音はマジ調子イイです。

夏だから、みんな普段気にも留めないおじいちゃんとかおばあちゃんとか、突然訪ねておこずかい(少額の年金より捻出)を絞り取ると思うんですが、是非、その現金を握りしめてこのアルバムをお買い求めて戴くと…、


私も書いていて少し切なくなってきたので、この辺りで締めさせていただきます。














おやすみなさいバイバイー。









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