前回の投稿に続き、5月12日のイベント関連の話です。
3組のグループが出演してもらうのですが、フライヤーを作るにあたり、それぞれのグループに〝自分たちの紹介文のようなもの”をお願いしました。
その文を前回の投稿に掲載させて貰いましたが、3組ともそれぞれの意識する自分達の“ジャンル”というものの曖昧さが何となく伝わる文章でした・・・
以下、紹介文より抜粋。
■まんが→「・・・サイケデリックもとい、まんがデリックな演奏をお送り致します。もはや存在事態が漫画。」
■YOYOYOYORUNO→「・・・ジャンルはよくわかりませんが、心をこめて歌ったり踊ったり演奏したりします。楽しい夜の音楽です。」
■イツロウtrio→「・・・更にストレンジでフリーフォームな演奏になるであろう異色のトリオ。・・・」
「曖昧」・・・と言っても、それぞれにハッキリとした個性はあって、存在が曖昧なわけでは無いのですが、“ジャンル”という枠にはめ込もうとすると、どうしても無理というか、歪みみたいなものが生じる気がします。
HIPHOPというはっきりとしたベースがあったイツロウも、その「歪み」みたいなものが早い段階で出て来ており、自分の音楽を表すために“JUNKHOP”という造語を用いたりしています。
“ジャンル”というものが無いと、レコードを探す時なんかは本当に不便です。
ヘトヘトになります。
ただ、自分自身の価値観や尺度で音楽を純粋に楽しんでいる人の音楽は、きっとこの“ジャンル”ってものが、それはそれはなんかよく分からんことになって来るんでしょう。
個人的に“あんまり好きじゃない音楽”の多くは“なんとなく信用出来ない音楽”です。
演奏力とか、ビジュアルとか、もちろん“ジャンル”とか、そういう判断基準では無いと思ってます。
話はイベントに戻るのですが、今回の出演者の音楽は“信用出来る音楽”だと思っています。
ファッション感覚で接する音楽は、とうの昔に脱ぎ捨てている人達です。
前回の投稿を、読み返していて、「文句の付けようが無い」「最高の人選」「夢が叶った・・・」「雰囲気がとてもいい」・・・などと、少し大げさに書きすぎたかな?と小心者なので考えたりしたのですが、それぞれの出演者のことを見る限り「魅力的なイベントになる」と思っていますので、ぜひ遊びに来て下さい。
※出演者に関する参考(?)動画シリーズ①
[ 俺はこんなもんじゃない / 七拍子 風の谷の俺はこんなもんじゃない]
今回のイベントにはこのグループの中から、狩生健志・武田義彦の2人がイツロウtrioに参加します。
数年前にこの動画を見て衝撃を受けました。
楽しそう。
「楽しそう」って大事ですね。信用出来る。
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